ブログツールはカテゴリー機能がついていて、それが新鮮&便利だったけど、ソーシャルブックマークが普及し始めてから、タグという概念が広がり始めた。
そんな訳で、WordPressにもカテゴリーとタグがあるのだが、これの使い分けに悩む。初期のMovable Typeは一種類しかカテゴリーを選べなかったと思うのだけど、カテゴリーが複数選べるようになり、その後タグの機能がついた時点で、どうしてもタグとカテゴリーはかなり似た機能を持つようになってしまった。
先人の知恵を拝借と思って検索してみた。
カテゴリとタグを上手に使い分ける : could
タグの役割を考えた見せ方 : could
カテゴリーを記事のジャンルではなく、記事のタイプによってわけようという提案。
カテゴリーとタグの使い分け方 | ウエツハラ
上の記事の提案によって分けた人。
カテゴリとタグの使い分けを見直したみた | IT女子のお気に入りフォルダ
Evernoteにおけるノートブックがカテゴリーだと考えるといいという案。
シゴタノ! ? Evernote ユーザーの誰もがぶつかる、ノートブックとタグの使い分け
Evernoteの話だが、ブログのカテゴリーとタグについても応用できる話ので。
記事のジャンルではなく、記事のタイプでカテゴリーを分けようという提案が多かったので、自分の分類を考えてみた。
- コラム(column) 自分の意見を強く盛り込んだ長めの記事
- レビュー(review) 作品の感想やデジタルガジェットの使い勝手など
- ニュース(news) 新しい話題の紹介
- 告知(information) 本来なら"announce"だが、informationの方が馴染み深いので。
- 日記(diary) あまりなさそう
しかし、これらの分類を今から追加するのはともかく、これまでの記事にすべて適用するのはちょっと大変だ。結局読み物的なものの「コラム」と「レビュー」を過去記事にも適用することにしたが、記事のジャンルをカテゴリーに使っている。
特定分野のブログなら、考えは楽だ。たとえば、ゲームなら、ハードウェアやゲームのジャンルをカテゴリーに、ゲームタイトルはタグにすればいい。メーカーはカテゴリーか、タグか悩むが。漫画なら、出版社をカテゴリーに、掲載誌や作品名はタグに。カメラなら、メーカーをカテゴリに、機種をタグにすればいい。
要は少なめのものをカテゴリーに、多いものをタグにすればいい訳だ。記事のタイプによる分類も、自分の感想ならレビュー、情報の紹介ならニュースなど、はっきりわかれるだろう。
しかし、何でもありの個人ブログだと、どうしてもいろいろなものがブチこまれるので、何をカテゴリーに適用すればいいのか困ってしまう。そのため、記事のタイプでカテゴリーを分けようという提案が生まれたのだろう。
これまで、カテゴリーといえばサイドバーに表示するのが定番だったが、最近では、カテゴリ分類を少なめにして、上部に表示するデザインも多い。新たにブログを作るのなら、カテゴリを上部に表示するデザインを前提にカテゴリを作るのもいいかも知れない。
ブログでめしを食うために行っている5つのSEO | 和洋風KAI
[N] 「ブログでめしを食うために行っている5つのSEO」を読んで考えたこと
記事のジャンルによるカテゴリー分類がSEOに効くという話もあるので、記事のタイプによる分類はSEOを考えている人には向いてないかも。